理事長あいさつ

人類は長い歳月をかけて文明を築き上げてきました。そして人間は自らの生き方を模索する中で、文化を育んできました。

文化は人間の生き方、考え方、コミュニケーション、遊び、祈りなど人間のあり方の結晶といえるでしょう。その文化が生み出した「たばこ」をはじめとして長い歴史を持つさまざまな嗜好品の存在は、人間の深奥につながるものに違いありません。

たばこ総合研究センターは、昭和47年以来、人間の心の営みに大きな役割をもっている嗜好品を手がかりに、人文社会科学の諸領域の成果や技法を活用して、人間と嗜好、人間の欲求、価値観の変化などを研究してまいりました。

さらに、この「たばこを始めとするさまざまな嗜好品を手がかりに人間を科学する」調査研究に加え、昭和53年からは、たばこと塩に関する文化について理解と関心を深めることを目的に設立された「たばこと塩の博物館」の運営にもあたっております。

私たちは、今後とも「嗜好品」そして「人間」、「文化」、「社会」に関する総合的調査研究の実施並びに「たばこと塩の博物館」の運営を通じて、その成果が、広くわが国の学術・文化の振興と国民生活の充実に資するよう努めてまいります。

公益財団法人 たばこ総合研究センター 理事長 千々岩良二

  • 嗜好品文化研究所
  • 雑誌「談」編集長によるBlog
  • たばこと塩の博物館