時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索するため、科学の最前線で話題になっているテーマを特集し、複数の専門家にインタビューした記事で構成し、年3回発行しております。一般の書店において1部につき定価880円(本体800円)で販売しております。
※各号のタイトルをクリックすると、「談」編集長のブログ内紹介ページを確認できます。
・100号 記念選集 

『談』は、1973年の創刊以降、「変化する時代の社会の大きな流れを読み解き、次の時代に生きる価値観を模索する」ため、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について100号にわたり語りあってきました。本選集では全100号の中から、誰もが経験したことのない大転換期に直面している現在だからこそ、あらためて読み返したい40本の対談・鼎談・インタビューを収録しています。
B5判並製 620ページ/定価2,420円(本体2,200円)
◇ 2014年度一覧
・102号 特集「レジリエンス…都市への視線」 

松本 康(立教大学教授)
……グローバリゼーションと再都市化…都市は創造の拠点になり得るか
山下祐介(首都大学東京准教授)
……生きている社会を記述する…生態社会学の視座
園部雅久(上智大学教授)
……他社へ開かれた空間、応答可能な社会関係をいかにしてつくりだすか
・101号 特集「母子の生態学」 

遠藤俊彦(東京大学大学院教授)
……情動機能の生態学…アタッチメントと母子関係
信田さよ子(原宿カウンセリングセンター所長)
……家族愛幻影、その根っこにあるもの
林もも子(立教大学教授)
……思春期、アタッチメントの危機
・100号 特集「人間、もう一度 見つけだす。」 

中村桂子(JT生命誌研究館館長)
……人間は生き物であり、自然の中にある…科学者と共につくる生命論的世界観
國分功一郎(高崎経済大学准教授)
……人間の自由、あるいは思考のための退屈のススメ
鷲田清一(大谷大学教授)
……「人間的」のなかには、「非人間的」が内蔵されている