時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索するため、科学の最前線で話題になっているテーマを特集し、複数の専門家にインタビューした記事で構成し、年3回発行しております。一般の書店において1部につき定価880円(本体800円)で販売しております。
※各号のタイトルをクリックすると、「談」編集長のブログ内紹介ページを確認できます。
・100号 記念選集 

『談』は、1973年の創刊以降、「変化する時代の社会の大きな流れを読み解き、次の時代に生きる価値観を模索する」ため、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について100号にわたり語りあってきました。本選集では全100号の中から、誰もが経験したことのない大転換期に直面している現在だからこそ、あらためて読み返したい40本の対談・鼎談・インタビューを収録しています。
B5判並製 620ページ/定価2,420円(本体2,200円)
◇ 2015年度一覧
・105号 特集「科学を科学する……領域を超えて」 

神里達博 (千葉大学教授)
……科学と市民参加…「ネオミーズ=Noe Middle Ages」を生き抜くための良きパートナーとして
隠岐さや香 (広島大学大学院総合科学研究科准教授)
……職業としての科学者…その歴史から見る現代
近藤和敬 (鹿児島大学学術研究院法文教育学域法文学系准教授)
……科学のシニシズムに抗して…エピステモロジーの挑戦
・104号 特集「恐怖の報酬……「怖いもの見たさ」の謎」 

山根一郎(椙山女学園大学人間関係学部教授)
……怖いもの見たさ…「恐怖」の二重構造から考える
加藤耕一(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授)
……すべては「気配」…不気味な館に魅せられて
都留泰作(京都精華大学マンガ学部准教授)
……脳はホラーを求める?…世界観エンタメとしての恐怖
・103号 特集「メディア化するコミュニケーション」 

桂 英史(東京藝術大学大学院映像研究科教授)
……端末市民の行方…レトリックの共同体から発話の共同体へ
奥村 隆(立教大学社会学部社会学科教授)
……不気味な怪物とハグは可能か
伊藤 守(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
……地すべりするコミュニケーション