時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索するため、科学の最前線で話題になっているテーマを特集し、複数の専門家にインタビューした記事で構成し、年3回発行しております。一般の書店において1部につき定価880円(本体800円)で販売しております。
※各号のタイトルをクリックすると、「談」編集長のブログ内紹介ページを確認できます。
・100号 記念選集 

『談』は、1973年の創刊以降、「変化する時代の社会の大きな流れを読み解き、次の時代に生きる価値観を模索する」ため、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について100号にわたり語りあってきました。本選集では全100号の中から、誰もが経験したことのない大転換期に直面している現在だからこそ、あらためて読み返したい40本の対談・鼎談・インタビューを収録しています。
B5判並製 620ページ/定価2,420円(本体2,200円)
◇ 2017年度一覧
・111号 特集「意志と意志の外にあるもの……中動態・ナッジ・錯覚」 

國分功一郎(高崎経済大学経済学部准教授)
……<する>と<させる>の境界、あるいは人間的自由の問題
大屋雄裕(慶應義塾大学法学部教授)
……確率としての自由…いかにして<選択>を設計するか
竹内龍人(日本女子大学人間社会学部心理学科教授)
……なぜ<なんとなく>好きになるのか?…脳をその気にさせる錯覚
・110号 特集「幸福の空間戦略……地域再生<新>論」 

飯田泰之(明治大学政治経済学部准教授)
……クリエイティビティの地産地消化が地域経済を再生する
石田光規(早稲田大学文学学術院准教授)
……<つながる地域>を実現させる
田中輝美(ローカルジャーナリスト)
……「風の人」から「関係人口」へ…<関わりしろ>から始める地方再生
・109号 特集「<ポスト真実>時代のメディア・知性・歴史」 

西田亮介(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)
……<ポスト真実>とポピュリズム
飯田 豊(立命館大学産業社会学部准教授)
……<ポスト真実>とメディア・リテラシーの行方
武田 徹(専修大学文学部人文ジャーナリズム学科教授)
……<ポスト真実>…日本語の特性とジャーナリズムから考える