時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索するため、科学の最前線で話題になっているテーマを特集し、複数の専門家にインタビューした記事で構成し、年3回発行しております。一般の書店において1部につき定価880円(本体800円)で販売しております。
※各号のタイトルをクリックすると、「談」編集長のブログ内紹介ページを確認できます。
・100号 記念選集 

『談』は、1973年の創刊以降、「変化する時代の社会の大きな流れを読み解き、次の時代に生きる価値観を模索する」ため、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について100号にわたり語りあってきました。本選集では全100号の中から、誰もが経験したことのない大転換期に直面している現在だからこそ、あらためて読み返したい40本の対談・鼎談・インタビューを収録しています。
B5判並製 620ページ/定価2,420円(本体2,200円)
◇ 2021年度一覧
・123号 特集「システムチェンジ…アソシエーション、グローバル・タックス、ジャスティス」 

柄谷行人(批評家)…可能性としてのアソシエーション、交換様式論の射程
上村雄彦(横浜市立大学教授)…グローバル・タックスの実現で世界政府の設立へ
明日香壽川(東北大学教授)…グリーン・リカバリー…コロナ禍の社会政治学
・122号 特集「社会的投資戦略とニューノーマル2・0」 

宮本太郎(中央大学法学部教授)…ベーシックアセットの保障へ
駒村康平(慶応義塾大学経済学部教授)…サスティナブルファイナンスの可能性…より良い循環を生むための投資戦略
濵田江里子(立教大学コミュニティ福祉学部准教授)…補償から準備へ…社会的投資の発想転換
・121号 特集「複合危機とポスト資本主義」 

水野和夫(法政大学法学部教授)…資本主義を閉じるために今できること
諸富徹(京都大学大学院経済学研究科教授)…非物質主義的転回が拓く資本主義の未来
酒井隆史(大阪府立大学人間社会学部教授)…死してなお世界を支配し続ける資本というゾンビ