時代とともに変化する社会の大きな流れを読み解き次の時代を生きる価値観を模索するため、科学の最前線で話題になっているテーマを特集し、複数の専門家にインタビューした記事で構成し、年3回発行しております。一般の書店において1部につき定価880円(本体800円)で販売しております。
※各号のタイトルをクリックすると、「談」編集長のブログ内紹介ページを確認できます。
・100号 記念選集 

『談』は、1973年の創刊以降、「変化する時代の社会の大きな流れを読み解き、次の時代に生きる価値観を模索する」ため、人間の嗜好、人間の欲求、人間の価値観の変化について100号にわたり語りあってきました。本選集では全100号の中から、誰もが経験したことのない大転換期に直面している現在だからこそ、あらためて読み返したい40本の対談・鼎談・インタビューを収録しています。
B5判並製 620ページ/定価2,420円(本体2,200円)
◇ 2022年度一覧
・126号 特集「リズムのメディウム」 

近藤譲(作曲家)…音楽には二種類のリズムが
内在する
樋口桂子(大東文化大学名誉教授)…日本のリズム…身体の深層にあるもの
河野哲也(立教大学文学部教授)…液体のリズム、
新しい始まりの絶えざる反復としての
・125号 特集「ゆらぐハーモニー……調性・和声・響き」 

伊藤友計(明治大学非常勤講師)…和声的調性音楽は“自然”なのか…自然は楽器も音階も和音も作らない
源河亨(九州大学大学院比較文化研究院講師)…悲しい時に無性に悲しい曲が聞きたくなるのはなぜ?…音楽と感情の不思議な関係
沼野雄司(桐朋学園大学教授)…響きの未来、無調、電子音響以降の表現のゆくえ
・124号 特集「声のポリフォニー……グルーヴ・ラップ・ダイアローグ」 

山田陽一(京都市立芸術大学名誉教授)…「声のきめ」を聴く…グルーヴのなかへ
川原繁人(慶応義塾大学言語文化研究所教授)…声に出すことば…言語と意味を超えて
田島充士(東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授)…「分かったつもり」から異質な他者との声が響き合う「対話」の地平へ